日本は今後、さらに超高齢化社会になることが予想されます。
それに伴い、介護ヘルパーの仕事も忙しくなる見込みです。
最近は10~20代といった若い方が、最初のお仕事として介護ヘルパーを選ぶケースも増えています。
介護職の介護ヘルパーについてどんなお仕事内容なのか一緒にみてみましょう。
介護ヘルパーはどんな資格?
介護職には種類がありますが、介護ヘルパーとは主にホームヘルパーのことです。
正式名称は「訪問介護員」といいます。
自宅で生活している介護が必要な方のお世話をするお仕事です。
「訪問介護員養成研修」という研修を終えると介護ヘルパーとして働くことができます。
介護ヘルパーの仕事1:身体介助
介護ヘルパーの仕事内容には「身体介助」と「生活援助」の2つがあります。
ここでは、身体介助のお仕事について説明します。
身体介助とは着替えや入浴のお手伝いなど、介護者に触れて日常的な生活支援をすることです。
どのような種目があるのか細かく見てみましょう。
トイレ介助
- オムツに頼らず、トイレでする習慣を身につけさせる
- オムツ交換
- 排泄物の処理
- トイレ掃除
このような排泄にかかわるお仕事内容です。
着替え介助
- 服装、下着、パジャマなど服装交換
自分でできることは自分でさせる習慣を身につけさせ、できないことだけお手伝いする仕事内容です。
食事介助
- 調理のお手伝い
- 食事接種のお手伝い
- 食事の見守り
- 手洗い、うがいの補助
食事にかかわるお仕事内容です。
入浴介助
- 浴槽清掃
- お湯張りなどのお風呂の準備
- 身体洗浄や洗髪のお手伝い
- 着替えの用意
快適に入浴ができるように準備するお仕事内容です。
身だしなみの介助
- 歯磨き、洗顔、爪切り、髪を整える、ひげそり、お化粧など
身だしなみを整えるお仕事内容です。
体位変換
- 床ずれにならないよう体位をかえる。
- 腰痛にならないようにしてあげる。
- 血行障害を防止
- 感覚麻痺の防止
体の向きを自分の力ではできない人のためにするお仕事内容です。
服薬の介助
- 薬の管理
- 飲み忘れがないか管理
薬の飲む量や飲み忘れがないか管理するお仕事内容です。
付き添い介助
- 外出の際に補助で付き添う
- 緊急時に対応する
- 身だしなみをチェックする
病院や買い物、お散歩など外出の際に付き添い、安全確認をしてあげるお仕事内容です。
介護ヘルパーの仕事2:生活援助
生活援助は、介護者が生活する中で出来ないことを補助するお仕事です。
こちらもどのような内容なのか見てみましょう。
掃除
- 各部屋の掃除
リビング、寝室、トイレ、キッチンなど、頼まれた場所の掃除をしてあげるお仕事内容です。
食事を用意する
- 食事を作る
- 調理器具や食器の後方付け
栄養のバランスや好みの食事作り、洗い物などの後方付けのお手伝いをするお仕事内容です。
洗濯
- 下着や洋服、パジャマ、シーツなどを洗濯をする
- 洗い物を干す
- 乾いた衣類をたたむ
- アイロンが必要な衣類にはアイロンをかけてあげる
- 引き出しに衣類を入れ、整理整頓をする
衣類の洗濯に関係するお仕事内容です。
買い物代行
- 頼まれたものを買い物しにいく
- レシートをまとめる
スーパーマーケットやホームセンターなどに出向き、介護者に代わってお買い物をしてあげるお仕事内容です。
ゴミを出す
- 決まった曜日にゴミを出す
- ゴミを分別してあげる
ゴミがたまらないように分別してまとめてあげます。また、決められた曜日にゴミを出してあげるお仕事内容です。
布団を干す・シーツ交換
- お天気の良い日に布団を干す
- 布団に掃除機をかけダニを排除する
- シーツやまくらカバーを定期的に取りかえる
寝具を清潔に保つお手伝いをするお仕事内容です。
二つに分類されたお仕事は、どちらも介護者と会話を中心にコミュニケーションをとりながら行うのが基本です。
介護ヘルパーを受ける方によっては、認知症の場合や精神的な病気を患わっている場合などもあります。
介護者には声掛けや精神的ケア、見守りなど、介護者の状態に合わせお仕事をすることが基本です。
このように、介護ヘルパーはニーズに合わせて介護サービスを施す必要があります。
一人で判断するのではなく、医療機関やほかの介護ヘルパーとの連携も必要です。
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