内装工事と建築工事の違いと仕組みを解説！

内装工事とは今ある建物の内装を、使い勝手の良い状態にリフォームすることを言います。
例えば、

• 床をバリアフリーにしたい
• 壁をなくして広いフロアに改造したい
• 設備を改善して便利にしたい

などです。

内装工事の流れや仕組みを知れば、理想的な内装に仕上がる確率が上がります。
大掛かりなリフォームとは違い、費用を安く済ませて今よりも見た目や機能をUPし、暮らしやすい環境に改善するための内装工事について仕組みを理解しておきましょう。

内装工事と建築工事の違いを解説

内装工事とは

内装工事とは建物内部を工事することをいいます。
建物を改善するために壁、天井、床などの内部のみを工事するため、一室や一階部分を介護専用にするため、床をバリアフリーにする、または車いすが出入りしやすい部屋作りにするなど内装を変化させる目的の工事を指します。

建築工事とは

建築工事は建物が無い状態から建てる工事の事を指します。
新築、増築などの工事のため、内装工事よりも大掛かりな工事になります。
そのため内装工事と建築工事にかかわる業者が違う場合があります。

介護目的の内装工事ならその分野に詳しい業者を

介護目的で内装工事をしたい場合は、介護の設備や内容に詳しい内装工事業者を選ぶ必要があります。
内装工事をする場合、構造や使い勝手を理解していないとリフォーム後に使いにくい部分が出てくる可能性があるためです。
介護に便利な部屋づくりをよりスムーズに進めるには、手すりをどの位置に設置すればよいのか？浴室の形状や手すりの位置は使いやすく安全なのか？など十分な知識がないと、折角の内装工事も期待外れになってしまうかもしれません。

また介護の状態によっては、「ただ手すりがあれば良い」というわけではない場合もありますよね。
知識の無い業者に依頼すると、素人のお客様からの指定された工事しか行わず、介護のための内装工事という総合的な発想が乏しく、後で追加費用が掛かってしまい大変だったという声も聞かれます。

介護を含めた内装工事を考えるのなら介護に詳しい業者を選んだ方がさまざまな提案がされ、身体状態に合わせた専門的な知識を含めた提案が期待出来ますよ。

内装工事の進め方を知っておきましょう

内装工事の費用確認

内装工事はもちろん工事内容によって費用が違います。
また、内装工事費は追加の依頼（費用）が発生しやすく、初期段階と最終段階とでは内装工事の費用が変化しやすいのも特徴です。
「オーダーメイド」ですから工事費用はあらゆるパターンが存在します。
では御自身が行いたい内装工事の金額が妥当か、または同時に行ったほうが良い工事がないかなどは、どの様にしてチェックすれば良いのでしょうか？

見積もりを複数社に依頼して比較する！

内装工事は各業者によって費用がさまざまです。
同じような工事内容でも各業者によって違いますよね。
また素人では気付かない提案を複数社から受ける事で、漏れなく工事を行う事も出来るでしょう。
少し面倒に感じるかもしれませんが、見積もりは数社から取って比較してみて下さい。
費用だけはなく、知識や対応に違いがあるのが分かりますよ。

スケジュールの打ち合わせ

内装工事の場合、今住んでいる住居部分を工事することになるため、どれくらいの期間が工事にかかるのか知りたいですよね。
内装工事の期間は２階部分などほかの部屋に住めるのか、それともアパートなど他の住居を借りる必要があるのかなどのスケジュール確認は必須です。
業者によって工期が違うため、着工はいつからで実際に住めるのはいつか？など、イメージを膨らませ計画を練っていきましょう。

内装工事で理想の住まいが完成し、より快適に暮らせる事を願っております。