近年は高齢化や平均寿命の上昇に伴い、認知症患者の数も増加しています。
認知症にはならなくても、加齢によって記憶力などの脳機能が低下してしまうことは多いのです。
しかし、日頃からボケ防止を意識して生活することで予防できるかもしれません。
ご本人だけでは不安という方も多いですから、ご家族が一緒に手伝ってあげてください。
楽しくコミュニケーションをとりながら、少しでも健康に年齢を重ねられるようボケ防止に励みましょう。
ボケ?物忘れ?認知症?
「ボケ」という言葉はよく聞きますが、そもそも具体的にはどのような症状のことを言うのでしょうか?
老人性の「ボケ」は、加齢による「物忘れ」、アルツハイマー型やレビー小体型、脳血管性などの「認知症」を指すことがあります。
物忘れ程度であればまだ良いのですが、認知症になってしまうと本人はもちろん、ご家族も大変な思いをすることも多いですよね。
こういった「ボケ」を防止するために、高齢者の家族にできることはあるのでしょうか?
家族も一緒にトレーニングする!
ボケ防止には脳を刺激すると良いとわかっていても、具体的に行動に移すには腰が重いものです。
特に高齢者になると、実際に体が痛い・体力が続かないなどの理由からさらに腰は重くなります。
やってみたいと思っていても何から始めれば良いのかわからないということもありますよね。
そんな時は、まず情報を集めてリストアップしてあげると始めやすいと思います。
本当にトレーニングをして欲しいと思うなら、まずは一緒に始めてみてください。
ゲーム感覚で進めたり、楽しいと思えるような方法を取り入れたりすることで継続しやすくなりますよ。
昔を思い出すなど頭を使う!
昔の写真を見て、その頃あった出来事を事細かに思い出す行為も記憶力の良い刺激になります。
もし思い出せなくても、思い出そうと考えるだけで脳は活性化しますので、どんどん昔のことを聞いてみましょう。
また普段の生活の中でできる取り組みとして、思い出さなくても問題ないような小さな物忘れでも、なるべく考えて思い出すように習慣づけることなどが挙げられます。
こういったことを実践することで物忘れを減らすことができるかもしれません。
手芸や料理で指先を使う!
頭だけでなく、指先を動かすことも脳への良い刺激になります。
手芸や料理など、考えながら手を動かす作業はボケ防止にぴったりですし、ストレスの解消にもなりますよね。
小さな子どもがいれば、パズルや積み木などの細かい作業を伴う遊びも有効です。
一緒に歌を歌ったり、就学児なら宿題を一緒に考えたりすると日常的にトレーニングできて良いですね。
他に、テレビゲームや楽器の演奏なども脳に良い刺激を与えられます。
筋肉を動かすことを意識すると良い?
ボケ防止のためには、脳の体操だけでは少し足りません。
実はここ数年で、無酸素運動がアンチエイジングに効果的であることが注目されてきています。
ご存知の通り、全身の筋肉を動かすことも、脳からの指令があって初めて可能になります。
つまり、筋肉を意識して動かすことは、同時に脳への刺激にもなるということです。
適度な運動で血流も改善しやすくなり、認知症予防で重要な脳細胞の新生にも役立ちます。
ひとつひとつの動作を少しオーバーに行い、「今この筋肉を動かしている」という合図を脳に送るようイメージしてみると良いでしょう。
例として、散歩なら「右足、左足、太もも、ふくらはぎ、お尻」と動かす部分に声をかけながら歩くことも脳への刺激になります。
甘いものや炭水化物を取りすぎない
青魚に多く含まれるDHAやEPAは、認知症の予防に効果があると言われています。
反対に、糖質を多く摂る食生活は認知症のリスクが高まると言われています。
意外にもお米は糖質が高く、食べ過ぎは禁物ですから、食事のバランスはよく考えなければいけません。
また、甘い物が好きな方も糖質を取り過ぎている傾向にあります。
スイーツやお菓子、デザートは極力控え、お米やパンなどの炭水化物も取りすぎないようにしましょう。
高齢になると少食になる傾向がありますので、サプリメントを併用して栄養バランスを整えるのもおすすめです。
できることは任せる!
同居しているご家族に大切なことは、高齢者の仕事を取り上げてしまわないことです。
家事やご家族の世話、ペットの世話など、自力でできそうなことは任せてあげてください。
仕事を辞めて自宅で過ごすようになってから、急激にボケや認知症が進んだ例も多くあります。
仕事や家事を取り上げてしまうことは、結果的にやりがいや生きがいを奪うことと同じです。
程よく活動的に過ごしている方が、認知症の発症リスクは低いのです。
規則正しい生活を
人間の体は、日中は光を浴び、夜は暗くなることでリズムが整うとも言われています。
朝日を浴びる、夜更かしせずに就寝するなど規則正しい生活を送るようにしましょう。
散歩に出かければ良い運動にもなって、一石二鳥ですね。
楽しい会話で脳を活性化!
楽しい会話は心を健全に保てるだけでなく、脳へも良い影響を与えます。
毎日一緒に暮らしていると話すこともそう多くはないかもしれませんが、意識してたくさん会話するようにしましょう。
接する機会を多く持つことで、様々な変化に素早く気付くことにもつながります。
些細なことでも病院へ
単なる加齢であれば楽しみながらの予防でも良いのですが、認知症となるとそういうわけにはいきません。
認知症は早期の発見・治療が大切ですから、些細なことであっても気のせいで片付けず、病院に行きましょう。
少しでも気になることがあれば、安心をもらうくらいの気持ちで医師に相談してみてくださいね。
予防していても安心はできない?
「ボケ防止」に必要なことは、ちょっとした思いやりや心がけです。
一緒に予防してあげたい、おかしなところがあればすぐにでも気付いてあげたいといった、ご家族の高齢者を大切に思う気持ちがご本人にも伝わり、ボケ防止や認知症の予防をするモチベーションにもなります。
嫌がっている人には強制するのではなく、楽しいことをわかってもらい自然と続けられるように誘導してみると良いでしょう。
しかし、予防法を行ったからといって必ずしも100%の効果を得られるとは限りません。
心配なことや不安なことがあれば、必ず病院を受診するようにしてくださいね。
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